前回のブログで紹介した干支恵方盤の後ろに、天井画が描かれています。
干支恵方盤や絵馬に隠れて、全てを確認することは出来ません。
写真の右上から見てみると
花瓶に生けられた花 椿でしょうか。
こたつに入って書を見ているように見えます。
美しい女性と家来でしょうか。旅に出るのかな?
武士のような?
女性が扇を持って舞をしているのでしょうか?
弓を引いている武士?
恵方盤の左側には、鶴らしき鳥も描かれています。
何かの物語なのでしょうか?
この天井画の下部に、奉納した方々の名前が書かれた板が、張り付けてあります。
絵馬との関係で、板を上にずらして打ち付けたのでしょうね。
上の部分が隠れています。
〇殿天井画(たぶん拝殿)
〇連〇
古賀さん、浦さん、丸山さん、鬼塚さん、その他
明治5年(1872年) 壬申(みずのえさる)春
〇〇一刀〇 作者の名前?
151年前のものですね。
作者の名前の雰囲気からも、有名な画家が描いたものかもしれません。
干支恵方盤が奉納されたのが明治36年なので、約30年は参拝者は見上げて天井画を楽しんでいたのでしょうね。
それにしても、この板に書かれた字は151年目のものとは思えないほど、鮮明に見えますよね。
墨(すみ)が良かったのしょうか?