氏神様は太刀八幡宮

1200年の歴史を紐ときます

感動の「歴史と文化のまちづくり シンポジウム」

昨日 令和4年12月3日 朝倉地域生涯学習センターホールで歴史と文化のまちづくりシンポジウムが開催されました。

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■内容

1. 筑紫舞「古代からの朝倉伝統の舞」筑紫舞伝承会

2. 基調講演「歴史を感じるまちづくり」RKB毎日放送アナウンサー 田畑 竜介氏

3. パネルディスカッション「歴史を感じるまちづくり」

  コーディネーター 上野誠氏(國學院大學文学部教授)

  パネリスト     相川七瀬氏(歌手・國學院大學神道文化学部在学中)

             後藤いずみ氏(福岡かるた会会長)

             林裕二氏(朝倉市長)

             田畑竜介氏(RKB毎日放送アナウンサー)

内容は朝倉市ホームページより転載

 

 

ちょっと私が感動した内容がありました。👏

 

 

 

コーディネーターの上野さんが、後藤いずみ福岡かるた会長に質問した時のことです。その前段として、歌手の相川七瀬さんが、「歌詞の内容を理解して、言葉を紡いで歌っている。」という話をしていました。

 

上野 「競技かるたの時に、百人一首の歌の内容を噛みしめることはありますか?」

後藤 「競技の時は、一瞬の反応なので歌の内容を噛みしめるということはないが、皆さんそれぞれ好きな歌というのは有ります。たとえば瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふという恋の歌は、人気があります。

 

えー 崇徳天皇さんの歌だ。

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太刀八幡宮境内社 白峯神社で調べたばかりたったので、ビックリ‼️しました。

そして、祭神の崇徳天皇さんもさぞお喜びしているだろうなぁと、一人感動していました。

🙌

 

 

 

それと歌手の相川七瀬さんですが、名前は聞いたことがあるような気がするのですが、家に帰ってからプロフィールに書いてあったユーチューブを見てみました。デビュー曲の「夢見る少女じゃいられない」は、ほとんど聞いたことのない歌で、世代のギャップを感じましたが、「なないろ旅」を見た時に、感動してしまいました。

神社の神殿の前で、歌を奉納する姿は、まるで女神です。また神社を紹介するナレーションもとても優しく見ていて心が安らぎます。


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鹿島神宮の奥の宮の檜皮葺屋根の葺き替え工事の解説は、現在太刀八幡宮の改修工事をしていることもあり、非常に興味深く見ました。伝統文化、伝統工法の重要性を感じます。


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それと古代米の赤米大使として活躍する相川さんですが、赤米フェスタ2021の内容も感動もので、朝倉の三連水車近くで栽培している赤米とも今後関わり合いがでるのでしょうね。


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コーディネーターの上野誠さんは、甘木出身で、とても軽快な口調で皆さんのコメントを引き出していました。家に帰ったら、高校一年生の息子が、「上野さんて、万葉の先生❓」とパンフレットを見ていうので、「そう、なんで知ってるの」と聞くと、「比良松中学校で講演会があった。百人一首の大会の時だったかな?」とのことでした。万葉学者として、多岐に渡って活動しているようです。

 

RKB毎日放送アナウンサーの田畑竜介さんは、朝倉が大好きで、その魅力を活かしたまちづくりを提案して、多くの観光客に来ていただけるのではないかと、問いかけていました。水害の時も取材で何度も訪れただけでなく、個人的にボランティアとして何度も朝倉に足を運ばれたそうです。

 

林裕二市長は、役所言葉たけでなく、人間味あふれた自分の言葉で発言し、とても親しみを持つことができました。

 

本当に、良いシンポジウムに参加出来て良かったと思いました。お導きありがとうございました。