氏神様は太刀八幡宮

1200年の歴史を紐ときます

太刀八幡宮の祭神 宗像三女神

 太刀八幡宮の祭神である宗像三女神を祀る宗像大社に行って来ました。

天照大神の三女神である宗像三女神は、神話に出てくる古い神様方です。

太刀八幡宮境内の案内看板

 

 

宗像大社 辺津宮(へつぐう)駐車場から鳥居を眺める。

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鳥居では、

朝倉市大庭○○から来ました「誰それ」です。今日は、お導きを頂きありがとうございます。お参りさせて頂きます。』

と、心で挨拶してから、くぐりました。

 

鳥居を抜けると、池に鯉がいっぱいです。

カミさんは、さっそく鯉のエサを買って、ばら撒き始めました。

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大きい鯉がいっぱいです。

小さな鯉も、エサを求めて、躍動していました。

 

 

りっぱな手水舎です。
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岩から水が沸いている造りです。
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神門です。

狛犬が出迎えます。

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本殿に向かうと、ちょうどボランティアガイドの方が、本殿・拝殿の説明をしているところでした。
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もう一人のガイドさんが「どうぞ」と手招きをして下さったので、この後もガイドさんの案内を聞きながら、境内を散策することになりました。

 

本殿・拝殿の説明では、屋根の美しさを強調されていました。

杮(こけら)葺という屋根の仕組みや「こけら

おとし」という言葉の意味は、屋根の完成時にこの残ったこけらを落とすことから来ているとのことでした。

 

 

本殿・境内社の説明の後向かったのは、高宮祭場です。

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高宮祭場は、お社の無い神殿です。

写真奥に写っている「ひもろぎ」という木🌲に神事の時、神さまがご降臨されると説明されていました。

弥生時代の祭祀に使われたと思われる土器がたくさん発掘されたとのこと。

約2千年前には、祭祀をしていた証拠です。

 

世界遺産登録の時、諮問委員会が判断の重要なポイントになったのがこの高宮祭場で、古代の祭祀場は世界にたくさんあるが、古代から現在にわたり、祭祀場として使われているのは、非常に珍しいとのことでした。

 

ボランティアガイドさんは、10月3日に開催される高宮祭場で開催される神事を見ることを、おすすめしていました。神楽もあるようです。

 

次に訪れたのは、第二宮(ていにぐう)、第三宮(ていさんぐう)です。

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第二宮 正面写真
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沖ノ島 沖津宮田心姫神(たごりひめのかみ)が祀られています。

 

第三宮 側面写真
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大島 中津宮湍津姫神(たぎつひめかみ)が祀られています。

 

ボランティアガイドさんが、この立派な神殿は、伊勢神宮式年遷宮の際、伊弉諾の宮・伊邪那美の宮がそっくりそのまま、鳥居も含めて移されたとのことです。伊勢では、萱葺きの屋根でしたが、耐久性を高めるため、銅板で覆われています。

 

通常、式年遷宮の時、解体された材料の一部、例えば床板の一部が全国の神社に払い下げされるようですが、このように神殿丸ごと移されるのは、非常に珍しく、伊勢神宮宗像大社との深い繋がりを意味しています。

宗像大社を裏伊勢と呼ぶこともあるとのこと。

 

質問者さんから、答える形でボランティアガイドさんが説明していましたが、宗像三女神は誰が長女かというのも、文献によって違うとのこと。

そして、現在は、辺津宮には、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られていますが、これも時代によって別の三女神が祀られていたこともあったようです。

 

ボランティアガイドさんの説明は、ここで終わりましたが、後で調べると、2時間2千円でガイドしており、色々コースがあるようです。私達夫婦は、別のグループが頼んだガイドさんの説明を聞く機会に恵まれたということです。神さまからのプレゼントを頂いたと感謝しています。

 

辺津宮の拝殿です。

ここが第一宮になります。


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とてもシンプルな拝殿ですね。

飾られている額は、36歌仙でしょうか。

とても美しい状態ですね。

 

太刀八幡宮の拝殿外側にも、かってはこのように、飾ってあったのでしょうね。

 

今日は、カミさんが宗像大社に到着するなり、「祈願を受けてみようか」と言いました。

真新しい祈願殿に向かい、受付をして待合室で待機します。

待合室も綺麗で、宗像世界遺産紹介のビデオが放映されています。

祈願殿の中もとてもシンプルな美しさがあります。

祈願の返礼品です。

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初穂料は、5千円でした。

 

本殿から、高宮斎場へ向かう参道ですが、参道横の森がスッキリしているんですね。
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太刀八幡宮の鎮守の森の今後を考えるのに、参考になりそうです。

 

何度か訪れた宗像大社ですが、今回はボランティアガイドさんの説明を聞いたり、祈願を受けたりと、今までにない経験をして、とても充実した時間を過ごしました。

 

宗像三女神さん、ありがとうございました。

🙏