フクロウ🦉が住んでいる太刀八幡宮の鎮守の森は、生物多様性に富んだ森🌳と言えると思います。
フクロウが生息する為の餌となる小動物がいて、その小動物達が食べる虫などがたくさんいて、生態系が整っているんでしょうね。
鳥の巣穴?
この鎮守の森も、一部は竹が繁殖したり、杉を植えた所は間伐をしていないので、ひょろひょろとした杉林(線香林ともいわれています)になっていて、手入れを必要としているようです。
西の参道の楠の大木 この西の参道付近からフクロウの鳴き声がしたんですよね。
西の参道入り口の椋木
社務所裏側 竹が繫殖している
本殿 東側 線香林
先日、長老のお話を伺った時、杉がお金なるからといって、植樹した時期があったようです。
ボランティアで竹を切ったり、下草を刈ったりしている方もいますが、一人の力だけに頼るのではく、多くの方の力で、鎮守の森でありながら、氏子の方々が集える心地の良い森を作っていけたらいいのでしょうね。
参考となった絵本
図書館で「100さいの森」松岡達英著という絵本を読ませていただきました。
表紙裏には次のように書かれています。
高層ビルが立ちならぶ東京のど真ん中になぜこんな大きな森があるのでしょうか。その「なぞ」を知るために3羽のヤマガラたちといっしょに森へいってみましょう。
養武孟司氏推薦
大都市の東京に、明治神宮の百年の森。これは奇跡です。それも人口の森ですよ。
明治神宮の森は、大都会の中で太古の昔からあるような姿をあらわしていますが、その歴史は約100年ほどです。木のまばらな荒地に、明治神宮の創建が始まり、鎮守の森づくりの役を担ったのは、本田静六とその弟子の本郷高徳、上原敬二の三人の林学学者でした。
日本全国から10万本もの樹木の寄付が集まり、全国の青年団のべ11万人のボランティアが参加した、一大プロジェクトとなったようです。
私がもっとも感動したのは、この3人の林学学者達が、100年先、150年先とこの鎮守の森が育っていくように設計し、この森が博士たちが考えた以上に、早く豊かな森に育っていったということです。
太刀八幡宮の鎮守の森の設計
太刀八幡宮の鎮守の森を今後どのようにしていくのかは、林学学者とはいわないまでも、鎮守の森を勉強し、なおかつ氏子の方々の憩いの場とは何かを考える方々が必要なのではないかと思います。
三人寄れば文殊の知恵 ❢
ゆっくり時間をかけて、色々な鎮守の森を見学し、美しい森・神社のための設計を行えたらいいですよね。
私も微力ながら、勉強をはじめていきます。
😊 🦉