2023-01-01から1年間の記事一覧
太刀八幡宮の絵馬や狛犬そして標柱(しめばしら)には、参宮同行という文字が書かれています。 第3の狛犬 ちょっと苔むしていますが。 昭和8年4月5日 参宮同行 表参道の標柱 奥に古賀百工さんゆかりの子持鳥居が見えます。 お伊勢参り 『朝倉町の歴史ものが…
絵馬堂とは、神社やお寺で絵馬の額を掲げているお堂で、絵馬殿ともいいます。 先日、二か所の絵馬堂を拝見してきましたので、紹介します。 加えて、インターネット検索で見つけた京都の三宅八幡宮の絵馬堂と絵馬資料館を紹介します。 太宰府天満宮 絵馬堂 ww…
「絵馬 資料館」とインターネット検索したところ、非常に興味深い内容のレポートを見ることが出来ました。 知多半島・半田の大絵馬群―忘却の淵で輝く新たな価値 髙木 惠美子 京都芸術大学通信教育課程 芸術教養学科WEB卒業研究展のレポートです。 g.kyoto…
古く色あせた絵馬を見ると、修復してきれいになったら良いなーと思ったりもします。 神功皇后三韓征伐図 今回は、絵馬の修復について考察していきます。 佐賀県鹿島市 五の宮神社の大絵馬の例 この記事はネット社会だからこその事例でしょうが、太刀八幡宮の…
太刀八幡宮の拝殿の外側上部に、三十六歌仙図と思われる板絵が飾られています。 拝殿正面と東側 拝殿東側 一部落下している板絵もあります。 拝殿西側 ほとんど脱落しています。 拝殿東側拡大写真 僧侶の姿が確認出来ます。 今まで紹介した拝殿内の絵馬達と…
太刀八幡宮の絵馬達の保存を考える上で、この絵馬達に文化財としての価値があるのか気になりました。 朝倉市のホームページで、文化財の検索をすると、絵馬の指定は無いようです。 先日、太刀八幡宮の絵馬を見て頂いた朝倉市文化生涯学習課のNさんに、絵馬…
今まで、太刀八幡宮の絵馬 14枚と干支恵方盤、天井画を紹介してきました。 しかし、紹介した絵馬達以外に、小さな絵馬や隠れて見えない絵馬もあります。 「川中島一騎打ち」の絵馬に隠れてしまっている絵馬は、黒馬と白馬が描かれた絵馬のようです。乙王丸、…
前回のブログで紹介した干支恵方盤の後ろに、天井画が描かれています。 干支恵方盤や絵馬に隠れて、全てを確認することは出来ません。 写真の右上から見てみると 花瓶に生けられた花 椿でしょうか。 こたつに入って書を見ているように見えます。 美しい女性…
太刀八幡宮の拝殿の天井中央に、干支が描かれた方位盤が飾られています。 鬼塚さん、本田さん、丸山さん、浦さん等 17名の方々の名前が書かれています。 参拝 伊勢大願祝海○○全奉納○神前○○ 明治36年(1903年) 6月下旬 と読み取れますので、お伊勢参りの後の…
善光寺同行 19名 奉納年月は色あせて読み取れません。 大内竹春 絵馬師の名前 「福岡県の絵馬(平成9年3月)の資料の中に、多々連天満宮の絵馬(神功皇后伝絵)明治6年 の作者が大内竹春となっています。」 この絵馬も明治初期の作品でしょう。 歌舞伎の風…
8月2日 太刀八幡宮の絵馬達を朝倉市文化生涯学習課のNさんに見て頂きました。 総代会長から鍵を預かり、二人で絵馬談義に花を咲かせました。 その時つくづく思ったのです。 「絵馬は、直接見ることで、まったく感じるもの、見える物が変わる」 そりゃ、音楽…
奉献 明治30年(1897年)4月 平田政平他12名 丁関春日〇〇 作者の名前? 126年前のものです。色あせていますが、絵から迫力が溢れています。 最初この絵馬を見たとき、竹を持った女が武士を追いかけていると思いました。 良く見るととても不思議な構図です。…
今日は、令和5年7月24日。 美奈宜神社から内藤尚武祢宜さんをお迎えして、夏越し祭が開催されました。 総代会長さんを始め各地区の総代さん達が参加して、蝉の大合唱の中、新しく修復された神殿で、厳かに執り行われました。 総代さん達は社紋の入ったお揃い…
明治13年(1880年)3月 143年前になります。少し色あせています。 良く見ないと、判読が難しいです。 鶴田多々穂さんが付けた画題は、「御殿女中が取り押さえた女を今まさに短刀で刺さんとしている。その隣に大ネズミを男の武士が踏まへる。」です。 冷静に…
来たる7月24日月曜日、午前9時より夏の例大祭が開催されます。 新しく修復された本殿での、久しぶりの例大祭です。 宮司さんも、気合が入るでしょうか? 私も参加して例大祭の状況を録画する予定です。 📹
太刀八幡宮の西の参道入り口、鳥居をくぐると小さな石橋があります。 この石橋の下からは、水が湧き出て美しいせせらぎを作っています。 令和五年(2023年)7月8日 撮影 この橋の向こう側は、土で埋め立てられていますので、橋の下から水が湧き出ていること…
太刀八幡宮には、「筑前国上座部大庭村 太刀八幡宮 縁起巻物 上下2巻」があります。 本物は、内藤宮司さんが保管しており、複写版は総代会長が代々引き継いでいます。 丁度一年前、総代会長にお願いして、公民館で巻物を拝見させていただきました。 複写版と…
太刀八幡宮の本殿前には、神様をお守りする狛犬さん達が、3対並んで私たちを出迎えています。 本殿前が一番古く、そして小さい狛犬です。 手前に来るにしたがい、新しくそしてサイズも大きくなっています。 献納された年代が違いますので、比較も楽しいです…
今日は、令和5年6月30日です。 昨晩から非常に強い雨☔️が降っています。 気象庁は、全国的に災害級の大雨が降ると警戒を呼びかけています。 朝方まで強い雨だったのですが、朝6時頃雨が少し弱まったので、傘を持っていつも通り、カミさんと2匹で、太刀八幡宮…
カミさんが長老から「西郷隆盛と月照さんが大庭に来たんだ」と声かけられたことから、明治維新の志士達を学んで来ました。 西郷隆盛さん、月照さん、竹内五百都さん、野村望東尼さん、高杉晋作さん等 激動の幕末期を駆け抜けて生きた人々です。 そして、志士…
朝倉町史には、 安政三年(1856)福岡の女傑、野村望東尼も大庭に来訪し と書かれ、望東尼のことを詳しく紹介しています。 goodlightsato.com 平尾望東会顧問 谷川佳枝子さん 40年以上野村望東尼を研究された谷川さんのホームぺージを参考にさせて頂きながら…
西郷隆盛と月照 朝倉町史を読んで、何故西郷隆盛と月照が薩摩潟に身を投じたのか?、私には分かりませんでした。 朝倉町史一部引用 竹内と別れた月照は、平野国臣とともに十一月十日に鹿児島の城下に着いたが、薩摩藩の情勢は急変しており、西郷の必死の奔走…
今回は、前回の「長老よもやま話 西郷隆盛太刀八幡宮を参拝」の続きになります。 goodlightsato.com 朝倉町史 第5編 近世 第6章 幕末期の激動 第二節(368頁)に勤王志士の隠れ家と題して、当時の状況が記載されていますので、引用します。 竹内五百都 朝…
今回も、妻が参道の草取りをしていた時のことです。 以前、子宝の神様(さやひめさん)や桜の花の下でどぶろくを飲んだりした話を教えて頂いた長老夫婦の方が、妻に声をかけて来ました。 goodlightsato.com goodlightsato.com 西郷隆盛と月照さんが、庄屋さ…
令和5年5月20日 太宰府天満宮を参拝後、末社である天開稲荷社を参拝しました。 きっかけは、絵馬掛けに掛かっていたキツネの絵馬が可愛かったから、その絵馬に惹きつけられて、天開稲荷社に向かいました。 前回のブログでも言いましたが、以前大宰府市に住…
今日(令和5年5月20日)の朝、太刀八幡宮の境内社(天満神社)に、 goodlightsato.com 「金澤翔子さんの書道展を見に、太宰府天満宮にお伺いします。お願い事がありますので、相談に乗ってください。よろしくお願いします。」とご挨拶しました。 金澤翔子展 …
前回の長老から伺った話がもう一つあります。 現在本殿の東側は、杉林になっています。 その場所はかつて桜の木がたくさんあり、花見の時期はどぶろくを飲みながら、楽しい時間を過ごしたそうです。 現在は、私がこの町に住んで12年になりますが、ここで酒…
令和5年3月31日 妻が西の参道を掃除していると、ご夫婦で参拝された方から声をかけられ、色々お話を伺いました。夜仕事から帰り夕食の時に妻から聞いたことを、記録しておきます。 佐塞(さい)神社 西の参道の入り口に、一つポツンと建っているいる境内社で…
本日3月25日、内藤宮司さんをお迎えして、仮宮である社務所で例大祭が執り行われました。 内藤宮司さんから、「春の例大祭は祈念祭といって、一年の始まりとして五穀豊穣を祈り、秋の新嘗祭を無事に迎えるための大切なお祭りです。」と説明がありました。…
令和5年 太刀八幡宮 春の定例祭が開催されます。 日時 3月25日 午前9時 場所 太刀八幡宮 拝殿 内藤宮司さんを始め、総代役員 各地区総代さんが参加されますが、一般の方々の参加も歓迎ということですので、このブログをご覧の方で興味のある方は、ご参加…