2023-01-01から1年間の記事一覧
太刀八幡宮の北側の斜面(子持ち鳥居の西側)には、この時期、冬いちごがルビーのような輝きで私たちを出迎えます。クリスマスチェリーとも呼ばれています。 小さな実ですが、甘酸っぱさが野生の息吹を感じさせてくれます。 私の大好きな冬の味覚です。 昨年…
前回、前々回と川祭りのブログを二つ紹介しています。 goodlightsato.com goodlightsato.com 実はずっと気になっていた甘酒を、今日(12月26日)奉納してきました。 この写真は、平成3年の物ですが、川沿いに祭壇を設けて、四方にぶら下げた竹筒に、甘酒を注…
前回のブログで、川祭りを紹介しました。 goodlightsato.com 先日、朝倉図書館に寄ると、故田中富登美男さんの写真展が開催されていましたので、一部紹介します。 農作業の風景 昭和の風景の中に、昔の農作業の写真がありました。 農作業に欠かせない大切な…
新嘗祭 12月になりました。 師走です。 朝の散歩の時も、風の冷たさを感じます。 太刀八幡宮の新嘗祭が、11月23日に行われたことは、先日のブログで紹介しました。 goodlightsato.com それとは別に、12月1日から太刀八幡宮の各地区の新嘗祭(宮祭り)が行わ…
本日、11月23日 太刀八幡宮で、内藤禰宜さんをお迎えして、総代さん達参列の中、新嘗祭が開催されました。 併せて、氏子さんに配布する令和六年の大麻への、「御魂入れ」も行われました。 写真は、令和五年の大麻 ウキペディア新嘗祭には、次のように書…
前回のブログで、標柱の紹介をしました。 goodlightsato.com 至誠而不動 者未之有也 しせいにしてうごかざるもの いまだこれあらざるなし そして、定例祭に掲げる幟旗(のぼりはた)にも同じ言葉がなびいています。 吉田松蔭の事を知るために、「留魂録」を…
太刀八幡宮には、2カ所標柱が建立されています。 標柱とは、岡山県神社庁の神道用語辞典に次のように記載されています。 神社又は祭場の設備の一種。参道の入口或いは社頭に建つ一対の柱で、これに「注連縄」を張る。石柱の場合が多い。 神社に行けば良く見…
本日(10月25日)、太刀八幡宮に於いて、内藤宮司さんをお迎えし、秋の例大祭及び1200年祭が執り行われました。 桜の花が咲いて、1200年祭を祝福をしているようです。ちょっと見にくいですが、ちらほらと咲いています。 現在の総代さん及び1200年祭奉祝建設…
今年は、今までに無い事が起こっています。 私たちは、神社の敷地の西側から南の小道を子持鳥居に向かって歩いて行きます。 この小道に今年は、モンキチョウがたくさん出迎えてくれます。 葉っぱの下で寝ていたモンキチョウですが、 「よく来たね。おはよう…
神社を参拝すれば、必ず鳥居が出迎えてくれます。 今回は、太刀八幡宮の鳥居を紹介します。 鳥居とは ウキペディアを引用しながら、鳥居について学んでいきます。 ja.wikipedia.org 鳥居(とりい)とは、神社などにおいて神域と人間が住む俗界を区画するもの…
太刀八幡宮の絵馬や狛犬そして標柱(しめばしら)には、参宮同行という文字が書かれています。 第3の狛犬 ちょっと苔むしていますが。 昭和8年4月5日 参宮同行 表参道の標柱 奥に古賀百工さんゆかりの子持鳥居が見えます。 お伊勢参り 『朝倉町の歴史ものが…
絵馬堂とは、神社やお寺で絵馬の額を掲げているお堂で、絵馬殿ともいいます。 先日、二か所の絵馬堂を拝見してきましたので、紹介します。 加えて、インターネット検索で見つけた京都の三宅八幡宮の絵馬堂と絵馬資料館を紹介します。 太宰府天満宮 絵馬堂 ww…
「絵馬 資料館」とインターネット検索したところ、非常に興味深い内容のレポートを見ることが出来ました。 知多半島・半田の大絵馬群―忘却の淵で輝く新たな価値 髙木 惠美子 京都芸術大学通信教育課程 芸術教養学科WEB卒業研究展のレポートです。 g.kyoto…
古く色あせた絵馬を見ると、修復してきれいになったら良いなーと思ったりもします。 神功皇后三韓征伐図 今回は、絵馬の修復について考察していきます。 佐賀県鹿島市 五の宮神社の大絵馬の例 この記事はネット社会だからこその事例でしょうが、太刀八幡宮の…
太刀八幡宮の拝殿の外側上部に、三十六歌仙図と思われる板絵が飾られています。 拝殿正面と東側 拝殿東側 一部落下している板絵もあります。 拝殿西側 ほとんど脱落しています。 拝殿東側拡大写真 僧侶の姿が確認出来ます。 今まで紹介した拝殿内の絵馬達と…
太刀八幡宮の絵馬達の保存を考える上で、この絵馬達に文化財としての価値があるのか気になりました。 朝倉市のホームページで、文化財の検索をすると、絵馬の指定は無いようです。 先日、太刀八幡宮の絵馬を見て頂いた朝倉市文化生涯学習課のNさんに、絵馬…
今まで、太刀八幡宮の絵馬 14枚と干支恵方盤、天井画を紹介してきました。 しかし、紹介した絵馬達以外に、小さな絵馬や隠れて見えない絵馬もあります。 「川中島一騎打ち」の絵馬に隠れてしまっている絵馬は、黒馬と白馬が描かれた絵馬のようです。乙王丸、…
前回のブログで紹介した干支恵方盤の後ろに、天井画が描かれています。 干支恵方盤や絵馬に隠れて、全てを確認することは出来ません。 写真の右上から見てみると 花瓶に生けられた花 椿でしょうか。 こたつに入って書を見ているように見えます。 美しい女性…
太刀八幡宮の拝殿の天井中央に、干支が描かれた方位盤が飾られています。 鬼塚さん、本田さん、丸山さん、浦さん等 17名の方々の名前が書かれています。 参拝 伊勢大願祝海○○全奉納○神前○○ 明治36年(1903年) 6月下旬 と読み取れますので、お伊勢参りの後の…
善光寺同行 19名 奉納年月は色あせて読み取れません。 大内竹春 絵馬師の名前 「福岡県の絵馬(平成9年3月)の資料の中に、多々連天満宮の絵馬(神功皇后伝絵)明治6年 の作者が大内竹春となっています。」 この絵馬も明治初期の作品でしょう。 歌舞伎の風…
8月2日 太刀八幡宮の絵馬達を朝倉市文化生涯学習課のNさんに見て頂きました。 総代会長から鍵を預かり、二人で絵馬談義に花を咲かせました。 その時つくづく思ったのです。 「絵馬は、直接見ることで、まったく感じるもの、見える物が変わる」 そりゃ、音楽…
奉献 明治30年(1897年)4月 平田政平他12名 丁関春日〇〇 作者の名前? 126年前のものです。色あせていますが、絵から迫力が溢れています。 最初この絵馬を見たとき、竹を持った女が武士を追いかけていると思いました。 良く見るととても不思議な構図です。…
今日は、令和5年7月24日。 美奈宜神社から内藤尚武祢宜さんをお迎えして、夏越し祭が開催されました。 総代会長さんを始め各地区の総代さん達が参加して、蝉の大合唱の中、新しく修復された神殿で、厳かに執り行われました。 総代さん達は社紋の入ったお揃い…
明治13年(1880年)3月 143年前になります。少し色あせています。 良く見ないと、判読が難しいです。 鶴田多々穂さんが付けた画題は、「御殿女中が取り押さえた女を今まさに短刀で刺さんとしている。その隣に大ネズミを男の武士が踏まへる。」です。 冷静に…
来たる7月24日月曜日、午前9時より夏の例大祭が開催されます。 新しく修復された本殿での、久しぶりの例大祭です。 宮司さんも、気合が入るでしょうか? 私も参加して例大祭の状況を録画する予定です。 📹
太刀八幡宮の西の参道入り口、鳥居をくぐると小さな石橋があります。 この石橋の下からは、水が湧き出て美しいせせらぎを作っています。 令和五年(2023年)7月8日 撮影 この橋の向こう側は、土で埋め立てられていますので、橋の下から水が湧き出ていること…
太刀八幡宮には、「筑前国上座部大庭村 太刀八幡宮 縁起巻物 上下2巻」があります。 本物は、内藤宮司さんが保管しており、複写版は総代会長が代々引き継いでいます。 丁度一年前、総代会長にお願いして、公民館で巻物を拝見させていただきました。 複写版と…
太刀八幡宮の本殿前には、神様をお守りする狛犬さん達が、3対並んで私たちを出迎えています。 本殿前が一番古く、そして小さい狛犬です。 手前に来るにしたがい、新しくそしてサイズも大きくなっています。 献納された年代が違いますので、比較も楽しいです…
今日は、令和5年6月30日です。 昨晩から非常に強い雨☔️が降っています。 気象庁は、全国的に災害級の大雨が降ると警戒を呼びかけています。 朝方まで強い雨だったのですが、朝6時頃雨が少し弱まったので、傘を持っていつも通り、カミさんと2匹で、太刀八幡宮…
カミさんが長老から「西郷隆盛と月照さんが大庭に来たんだ」と声かけられたことから、明治維新の志士達を学んで来ました。 西郷隆盛さん、月照さん、竹内五百都さん、野村望東尼さん、高杉晋作さん等 激動の幕末期を駆け抜けて生きた人々です。 そして、志士…