氏神様は太刀八幡宮

1200年の歴史を紐ときます

太刀八幡宮の絵馬 やっぱり生が一番です☝️

8月2日 太刀八幡宮の絵馬達を朝倉市文化生涯学習課のNさんに見て頂きました。

総代会長から鍵🔑を預かり、二人で絵馬談義に花🌸を咲かせました。

 

その時つくづく思ったのです。

「絵馬は、直接見ることで、まったく感じるもの、見える物が変わる」

 

そりゃ、音楽でも絵画でも、ユーチューブで聴いたり見たりするものと、生演奏や直接美術館で観るのとは違いますよね。

 

今まで、解説してきた太刀八幡宮の絵馬達は、太刀八幡宮の定例祭の時に、隙間時間を使って撮影したものです。その写真を見ながら解説を加えて来ました。

 

私が総代をした3年間の定例祭の時も、座った席から絵馬を見上げていましたが、式典が始まると宮司さんから

「皆さま方のお祓いをしますのでご低頭下さい。」

と言葉がかかり、絵馬から目👀を外すことになります。

 

今回初めて、ゆっくり絵馬を楽しむ事が出来ました。

 

正面に掲げられている神功皇后三韓征伐図も、雲☁️の上の神功皇后をハッキリ見ることが出来ました。

以前のブログでは、

雲の上は判読しにくいですが、新羅王が神功皇后にひれ伏しているのでしょうか。

goodlightsato.com

と書いているのですが、はっきりと神功皇后のお姿を見ることが出来ました。

 

また、藤原保昌月下弄笛図を見ていると、うつろな目の表情でありながら、周囲に隙を見せない雰囲気を感じることが出来ました。

goodlightsato.com

 

このブログを読んで頂いている方々にも、是非直接絵馬を鑑賞して楽しんでいただきたいと思います。

 

ただ、今現在直接絵馬を見ることが出来る機会は、定例祭の時だけです。「一般の方も自由に参加して下さい」と宮司さんはおっしゃっていますので、参加をお薦めします。

 

1月1日 元旦祭(大晦日から元旦10時頃)

3月25日 春祭り

7月24日 夏祭り

10月25日 秋祭り

11月23日 新嘗祭

時間は不定期ですが、朝9時又は10時から30分程神事が執り行われます。

 

ただ、この時にゆっくり絵馬を鑑賞するには、総代さんが神事の後片付けの後、特別に絵馬鑑賞の時間を取ってもらうのが良いですね。

 

私としては、この絵馬達は太刀八幡宮の宝であり、氏子さんを始め多くの方々に鑑賞の機会を持ってもらいたいと思います。

 

総代会長さんとも相談して、その道を模索していきます。

🛣️